2025年10月28日

「高校留学完結!カナダの卒業式とは?」~My dream high school life in Vancouver (33)

【生徒名】Saki
【性別】女
【生年月日】非公開
【出身地】東京都
【留学先】カナダ国バンクーバー
【渡航開始時期】2022年4月
【コメント】高1の4月から語学学校に進学し、小さい頃から夢だった留学をスタートしました!9月から現地の高校でGrade10として入学してからは困難や不安もありましたが、今は友達も沢山できて楽しく高校生活を送っています!そんな私の留学生活やカナダでの出来事を、この日記で皆さんにお伝えできたら嬉しいです!



28 October 2025

こんにちは、Sakiです!

今回の日記では、留学生活を締めくくる卒業式について紹介したいと思います!
日本とカナダの卒業式は異なる部分がたくさんあり、違いを見つけてみるのも面白いかもしれません。

学校自体は6月に終わってしまうので、それまでの1ヶ月間で色々なイベントが行われます。
今年はプロム→終業式→卒業式の順番でしたが、卒業式やプロムの会場の予約によって各年で順番は入れ替わります。

また、カナダでは卒業式のことをValedictory (ヴァレディクトリー)といい、学年を卒業する年で呼ぶのでValedictory for Class of 2025となります!

実は卒業式の当日の朝に、数学のテストとシアターで毎年恒例のサイン会(自分の名前をシアターの壁にサインします!)があったので、学校に行かなければなりませんでした!
それから支度をして会場に向かったので、バタバタと忙しかったです(汗)

私の学校の卒業式(Valedictory)はUBCという大学のチャンセンターというところで行われました!
会場のすぐそばにはローズガーデンがあるので、みんな卒業式が始まる数時間前に会場に行って、明るいうちにそれぞれ写真を撮るというのが恒例の流れだそうです!

卒業式には両親が来てくれたので家族と写真を撮ったり、とにかく見かけた友達全員と写真を撮ったりしていました!

こんな感じで、お天気も良くてお花も綺麗に咲いていました!

しばらくすると、集合時間になり生徒は会場の方でスタンバイします!
その間に保護者は、卒業生の小さい頃の写真と、卒業写真の載っているスライドショーを観て、卒業生の入場を待っています!

このように1人ずつスライドショーが用意されています。

時間になると、みんなドキドキしながら保護者の待つ会場へと名前順で入場します!
一通りのスピーチなどが終わると、卒業証書の授与に移ります!
一列ごとにステージ袖に行き、そこで自分の卒業証書を先生から受け取ります。

後で、ステージに上がった際に校長先生と握手をして写真を撮るのですが、証書は自分でずっと持ったままというのは少しカルチャーショックでした(笑)
予行練習でも受け取り方については何も言われなかったので、おかしいなと思っていましたが、謎が解けました(笑)
私としては校長先生から受け取りたかったです(笑)

ステージの上を歩いている際に、先生が名前と各自で事前に提出した一言を読み上げてくれます。
そこでは、家族・先生・友達への感謝を伝えたり、高校ではどんなことをして将来は何をしたいかというのを書いている生徒が多かったです。

実際に歩いてみると本当に緊張してしまい、拍手も自分の名前も全く聞こえていなく、私はずっと「笑顔でいなきゃ」と「転ばないように」ということだけを考えていました(笑)

キャップのタッセルを卒業した証に、右から左へと校長先生が移してくれている時の写真です!

全員への授与が終わるとValedictorianの表彰とスピーチへと移ります。
Valedictoryでは、学年で1人Valedictorianという学年で最も優秀な生徒が選ばれ、学校での活動などを基準に評価されます。

私の仲良い友達がValedictorianに選ばれて、名前が呼ばれた時はみんなで拍手して歓声を送りました!
スピーチを聞いている側としては卒業するんだなという実感が湧いて、少ししんみりとした雰囲気になりました。

そして、卒業式の最後にはみんなが楽しみにしていた、キャップを全員で一斉に投げる瞬間です!

ずっと憧れていたことだったので、とても嬉しかったですし、映画のワンシーンにいる気持ちになりました!

ちなみになのですが、男女問わず殆どの生徒がキャップをデコっていて個性がよく現れた卒業式になりました!

私のキャップは時間がなくてシンプルでしたが、本当にみんな凝ったデザインですごく綺麗でした!

卒業式が終わった後はみんな悲しいという雰囲気よりは、卒業しちゃった!という感じでテンション高めで、またローズガーデンに戻って、今度は卒業証書や花束と一緒に写真を撮っていました(笑)
日本のような悲しい雰囲気が全くなく少し拍子抜けですが、それもまたいい経験です(笑)

卒業式には両親もWSOセンターの私の担当だった現地スタッフさんも来ていただいて、本当に最高の形で高校を卒業することができました!

卒業式の会場から離れたのは夜遅くだったのですが、まだ友達とバイバイしたくないということでHai Di Laoという火鍋屋さんにみんなで食事をしに行きました!
着替えずにガウンのままで入店したのですごく目立ってしまいましたが、特別な夜という感じがして楽しかったです(笑)

朝から夜まで忙しい卒業式の1日でしたが、沢山の思い出を残せた日になりました!

今回の日記で、みなさんにカナダの卒業式の魅力が伝わっていたら嬉しいです!
最後まで読んで頂きありがとうございました!