2025年11月12日

「カナダ高校留学まとめVol.1」~My dream high school life in Vancouver (34)

【生徒名】Saki
【性別】女
【生年月日】非公開
【出身地】東京都
【留学先】カナダ国バンクーバー
【渡航開始時期】2022年4月
【コメント】高1の4月から語学学校に進学し、小さい頃から夢だった留学をスタートしました!9月から現地の高校でGrade10として入学してからは困難や不安もありましたが、今は友達も沢山できて楽しく高校生活を送っています!そんな私の留学生活やカナダでの出来事を、この日記で皆さんにお伝えできたら嬉しいです!



12 November 2025

こんにちは!Sakiです!
なんと私の日記がもうすぐ卒業、ということでとっても悲しいです、、、(泣)
なので余すことなく、皆さんにシェアしたいことをここに残したいと思います。

今回は「留学まとめ」ということで、カナダでの4ヶ月間の語学学校生活と3年間の高校卒業留学について、それぞれトピックに分けて2回の日記で振り返ってみたいと思います!

まず、「My dream high school life in Vancouver」という私の日記の名前は、小さい時からの夢だった留学生活を今過ごしている!というのを伝えたい思いで付けました!
なので、毎日が楽しいことだけではないですがワクワクする高校留学生活が待っている、というのが皆さんに伝わっていたら嬉しいです。

語学学校:

私はカナダのバンクーバーでの留学をILSCという語学学校からスタートしました!
ダウンタウンのど真ん中にあるこの学校には、中学卒業後の2022年の4月後半から8月まで通っていました。
高校生用のコースだったので、クラスメイトはほぼみんな同学年という感じでした。
やはり日本人の留学生は多いので、日本人と関わる機会、日本語を話す機会というのは少なからずあると思います。
語学学校について賛否両論ありますが、私は行くことができて良かったと思っています。

まず、4ヶ月通った感想としては、英語力が伸びるというよりは今までに習った英語を使えるようになる、という表現の方が正しい気がします。
ほぼ全ての授業でアウトプットをしなければならないので、英語で喋ることに知らずと慣れていきます。
なので、渡航前は「英語を喋るのが怖い」と喋れていなかったのも、その壁が無くなり、高校入学の時点ではすでに英語を喋ることには慣れ、自分の意見も伝えることができるようになっていたので、語学学校で身につけたスキルはとても役に立ちました。

次に、新しい環境に慣れるという面では、語学学校で過ごした時間や新しく作った仲間は、高校生活を始める際に心の支えになりました。
というのも、多分ほとんどの生徒さんがホームシックを留学中に経験すると思います。
私も最初の1ヶ月は本当にホームシックでした。
その原因は、慣れない環境に戸惑ったりなど色々ありますが、一番は心を許せる人が周りにいないという状況に置かれることかなと思いました。
ですが語学学校、特に私のコースでは同じ立場の同級生が何人もいるのでお互い打ち解けやすく、授業のスケジュールも一緒になることが多いので、友達を作るのにはとても良い環境で、支え合える仲間を作ることができました。
高校が違っても、これから3年間一緒に戦える友達はお互いを高め合える存在でもあり、高校入学当初に友達作りに苦戦していた私にとっては、頼れる友達という心に少し余裕を与えてくれた存在で、たくさん支えられました。

ILSCで仲良くなった友達との写真です!

クラスの後は毎回楽しくお話ししていました!

現地高校:

語学学校を卒業後、翌月の2022年9月から2025年6月まで、カナダBC州のリッチモンド学区にあるMatthew McNair Secondary School(マシューマックネア・セカンダリースクール)という公立の現地高校に卒業留学をしました!

Secondary Schoolとは日本の中学2年生から高校3年生までの学校で、私は高校1年生(10年生)から高校3年生(12年生)までの3年間通っていました。

私がどのように留学先を選んだかというと、中学生の時はほとんど学校に行けていなくて、その状況でその時に入学をOKしてくれたリッチモンド学区を選びました!
McNairを選んだ理由は、アート系に強く、私が興味のあったシアターやバンドなどに力を入れていたからです。

リッチモンドは中華系の方が多い地域なので、最初はアジア系ばかりで色々な国の友達を作れないかなと心配でした。
でも実際に通ってみると、特に私の学校は交換留学生が来て一時期は日本人留学生が10人ほどになりますが、基本的には3〜4人と少なく、英語だらけの環境を作るのにも最適です。
他の学校・学区と比べてみても、バランスよく色々なバックグラウンドを持った生徒が集まっています。
McNairは小規模校で、学年も180人ほどと少ないですが、学年全員と距離を縮めることができるのは良かったポイントの1つです!
また、リッチモンドにはホームレスの方達などを見かけることが少なく、住んでいてとても安全だと感じました。

学校生活:

私の学校はセメスター制で、前期と後期それぞれ4教科を取るというシステムです。
なので、同じ時間割を1セメスター毎日繰り返すという感じになります。

また、カナダの高校はホームルームという1年間に数回ほど行く自分のクラスがありますが、基本的には大学生のように各自別々のクラスに行くので、全部のクラスで新しい友達を作らないといけません。
なので最初の週は、現地のクラスメイトに溶け込んで友達を作りに行く!を目標にしていました。
とにかく隣に座っている子に話かけて仲良くなったり、友達になりたいと思った子に勇気を出して「隣座ってもいい?」と声をかけたりするのも、会話を始めやすいのでお勧めです!
会話と言ってもスモールトークをしていれば、自然と距離が縮まっていきます。
例えば、「なんのクラスを取っているの?」と聞いたり、ネイルをしている子も多いので、「ネイル可愛いね!」「この服どこで買ったの?」など気づいたことを伝えてみると、相手も会話を続けてくれます!

最初の高校のクラスは、私の日記でも何度か紹介しているStage Craft でした。
このクラスはグループ活動が多くて、友達を作りやすかったです!
このクラスに限らずグループでの作業というのは、実技系や英語などのアカデミック教科でも多く、プレゼンやプロジェクトなど、たまに数学のクイズもグループで行う時があります。
なので、あまり友達を作ることにストレスにならなくても、クラスメイトと会話をするチャンスはたくさんあります!

また、英語が理解できなくて困っていたら、クラスメイトも先生も優しく助けてくれます。
留学生用の英語のコース(ELL)に入っていると、先生達も配慮して翻訳のためにスマホの使用を許可してくれたり、個人的には分かりにくくてあまり使わなかったのですが、テストを日本語に翻訳してくれたり、特にクラス内のエッセイなどでテスト時間を多めに使わせてくれました。
学年が上がるとともに、先生たちも生徒たちの英語力が分かってくるので対応の仕方が変わりますが、まだ色々慣れていない10年生の時にはとても助けられました!

個人的に効果があったと思う英語力の伸ばし方は、英語での友達との会話で、新しく学んだ単語や言い回しを使ってみる方法です!
1つ留学前にしておけば良かったなと思うのは、ボキャブラリーを増やす事です!
知っている単語量が多ければ文法が正確じゃなくても、多くの事を伝えることができただろうなと後悔したことは何度もあります。
教科の勉強のアドバイスは、とにかく出された宿題を終わらせて、分からないことは先生に聞きに行くということです!
私の学校では、自分の好きな教室に行って勉強したり、先生に質問を聞きに行けるフレックスタイムという時間が40分ほどありました。
特に数学のクラスへ行くと、生徒が列を作って先生に分からない問題について質問をしています!

課外活動:

私は3年間を通して、主にダンスとシアター関連の課外活動をしていました!
色々なコミュニティーに入って何かを作り上げることが好きなので、YearbookとGrad Councilという最終学年に向けたイベント企画をする組織にも入っていました!
他の日記でこれらの活動について詳しく書いてありますが、課外活動では同じ興味を持った人たちと出会えて、同じ熱意を持って取り組める環境があるのが魅力的だと思います。

特にシアターは、私が最初に高校で自分の居場所を見つけられた場所で、1つの作品を作り上げるのに何十時間と時間を共有するので、一緒に成長できる特別な仲間を見つけることができるとてもいい環境でした!
これらの課外活動でかなりの時間を学校内で過ごしましたが、それも学校が自分の居場所と感じるきっかけにもなったのでいい思い出です(笑)
また、放課後に勉強以外に熱中できるものがあるのも素敵だと思います!
そして、課外活動は海外大学に受験する場合は重視されるので、色々なことに挑戦してみてください!

実はシアターのお友達が私のファンクラブを作ってくれたんです!

今はみんなと仲良くなりましたが、まだ馴染みきれていないこの時の私からしたら、友達になったと証しを貰ったようでとても嬉しかったです(笑)

みなさんにカナダの学校について伝わっていたら嬉しいです!
最後まで読んで頂きありがとうございました!