2025年12月02日

「南太平洋のタイタニック」~ニュージー記(16)

【生徒名】SASUKE
【性別】男
【生年月日】2008年8月25日(乙女座)
【出身地】福岡県
【留学先】ニュージーランド国クライストチャーチ
【渡航開始時期】2025年1月
【コメント】高校1年生の秋に不登校になりましたが、両親の勧めで翌年の1月からニュージーランドでリスタート留学をはじめました。暗中模索の状態ですが、WSOのサポートもあって、なんとか生きていられています。ニュージーランドでの生活や、留学に関する耳寄りな情報などをお伝えできればなと思います。



2 December 2025

こんにちは!SASUKEです。
今回は、クライストチャーチ・エイボン川で発生した事故について書いていきます。

1.事故の概要
当事者は10代男性、名前はSASUKE、国籍は日本。
現場はクライストチャーチを流れるエイボン川。
同市有数の公園であるハグレーパークを流れる川で、休日は観光客、散歩やランニングなど、多くの人で賑わう。

2.事故の詳細
当事者はこの日、エイボン川を友人2人とともに訪れていた。
エイボン川ではカヤックのレンタル・体験が可能であり、被害者らはこのカヤックで競争を行うためにエイボン川に来ていた。
そして当事者らは予定通りカヤックをレンタルし、レースを開始した。
レースでは被害者が大きく先行してリードをとり、友人らはその後方に位置していた。
当事者は圧倒的な勝利をおさめるために、さらなる加速を試みた。
片側に体重をかけて力強くパドルを漕いだその時、当事者はバランスを失ってカヤックごと転覆した。

転覆直後の様子。

カヤックは転覆し、被害者は水中に立っている。
へその高さまで水深があったとされる。

転覆後の当事者の様子。

カヤックごと横転したため頭から水中に突っ込み、全身濡れている。
また、カヤックの内側にも水が入って航行不能となってしまったため、レンタルの事務所に電話で連絡をしている。
上裸なのは、水にぬれて寒かったからである。

事務所の方とともに、カヤックを陸に引き上げている様子。

当初は陸から引っ張ることを試みたが、カヤックに入った水の重さによって失敗したため、当事者が再度川に入って押すことで引き上げた。
このような事故の発生は少なくないという(事務所の方談)。

事故後の被害者の様子。

上裸のままカヌーに乗り込んで川を下った。

3.事故後の経過
事故後、当事者は濡れてしまったために服を買いに行き、ジムでシャワーを浴びて着替えた。
また、当事者の体調に変化はなかった。
当時そこまで寒くなかったのが救いである。

しかし、川に落ちたことによりポケットのスマートフォンも水没してしまった。
事故後すぐは異常が無かったため電話するなど通常通り使用してしまい、水分が内部まで浸透してしまったため、事故の30分後に突然電源がつかなくなり、壊れた。
これにより、これまでの写真のすべてが失われてしまった。
幸いにも、当事者は以前使っていたスマートフォンをニュージーランドに持参していたため、連絡手段を失うことは無かった。

4.事故からの教訓
・スマートフォンを水没させてしまったら、すぐに電源を切り、乾燥させる。
・大事な写真やデータ等はクラウド上にバックアップをとっておく。
・そもそも、無理な操作をしない。

5.総括
本事案は、当事者の愚かな行動によって引き起こされた愚かな事故であったと結論付ける。