2026年02月27日

NZ現地校のPC事情


みなさま、こんにちは。
ニュージーランド・オークランド現地スタッフの北村です。
私はここニュージーランドで、中学生高校生のためのリスタート留学とスキルアップ留学のサポートをしています。

ちなみにリスタート留学とは、成績不振・長期欠席・意欲低下でお悩みの方や、朝起きられない状態・保健室登校の状態の方が中学高校留学と現地サポートを通じて、個々の悩みや問題点を改善・克服する留学です。

「ニュージーランドの高校って、どれくらいパソコンを使うんですか?」
「どのパソコンがおすすめですか?」
この質問、本当によくいただきます。

そこで今回は、オークランドのHobsonville Point Secondary Schoolに通う13年生(高校3年生)の生徒さんに、リアルなPC事情を聞いてみました。

結論。
ほぼ、毎日がデジタルです。


① 朝は“ログイン”から始まる
出席状況や時間割は「School Bridge」から自分で確認します。

「あれ、今日どの教室だっけ?」
「出席ちゃんとついてるかな?」
まずは自分でチェック。


日本のように先生がすべて管理して教えてくれるスタイルとは少し違い、自分で管理する力が自然と求められます。

② 授業=PCが基本装備
授業中は基本的にPCが相棒です。
・課題提出
・リサーチ
・プレゼン作成
・クラス内アクティビティ
ほとんどがPC中心。

Google Classroomを開き
Googleドキュメントでまとめ
Googleスライドで発表資料を作る。
Kahootという学習クイズゲームもよく使われ、授業中にちょっとした盛り上がりもあります。
まさに“Googleと共に生きる高校生活”。

でも、紙もちゃんと現役です。
理系科目では、ノートや教科書を使う機会もあります。
ESOL(留学生用の英語クラス)も基本はPCですが、テストはプリントの場合もあります。
完全ペーパーレスではありません。
デジタルとアナログのちょうどよいバランスです。

実際によく使うツールとして下記が挙げられます。
・Google Classroom
・Googleドキュメント
・Googleスライド
・Kahoot
・Elitask(文法学習サイト)
・Quizlet(単語学習)

特に強調していたのがGoogleスライド。
生徒さんに「留学前に、慣れておいた方がよかったと思うことはある?」と聞くと、こんな答えが返ってきました。
「GoogleスライドやGoogleドキュメントの使い方にもっと慣れていればよかったなと思います。もっとスムーズに課題に取り組めていたと思います。」
プレゼンの機会は想像以上に多いようです。

実際に生徒さんのPCを覗かせてもらいました。


写真のようにGoogleクラスルームにログインすると、この生徒さんが履修している科目が表示されます。


試しにフードテクノロジーをクリックすると、課題や授業で使うレシピが投稿されています。


今はなんと、プレゼンテーションのためのスライドを作る課題が出されているようで、写真のようにGoogleスライドで課題に取り組んでいるようでした。

いかがでしょうか?
こうやってみると留学前にGoogleスライドやドキュメントに慣れておくことは、かなり重要なポイントだなと個人的にも思いました。

さて、「実際どんなPCがいいの?」と疑問に思う方も多いかと思います。
今回インタビューに協力してくれた生徒さんは、もともとChromebookを使用していました。
しかし性能に少し物足りなさを感じ、留学前にMacBookを購入。
学校としても、先生がサポートしやすいという理由からMacBookを推奨しているとのことです。
学校によって推奨がMacBookかWindowsで異なる場合がありますが、どちらでも問題ありません。

大切なのは、「スムーズに使いこなせること」です。

「iPadはどうですか?」という質問も多く受けます。
iPad+ペンシルはとても便利です。
ノートを取るにも、自習にも最適です。
ただし注意点があります。
NCEA(ニュージーランドの全国統一高校教育認定資格制度)試験では、iPadのみだと使用できない場合があります。
通常授業では問題ありませんが、試験で使えない可能性があるため、理想はノートPC+iPadの2台持ち。
これが現地生のリアルな意見でした。

最後に、とても大切なポイントです。
PCの言語設定は、必ず英語にしておきましょう。

理由はシンプルです。
操作が分からず先生にヘルプを求めたとき、画面が日本語表示だと先生は読むことができません。
「どこを押したの?」
「何て書いてある?」
ここで止まってしまいます。

先生方は忙しいため、日本語表示の画面を解読する時間まではなかなか取れません。
実際に、「言語設定を英語に変更してから、もう一度来てね」と言われるケースも少なくありません。
だからこそ、留学前から英語設定で使い慣れておくことが大切です。

最初は少し戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れます。
そしてそれ自体が、立派な留学前準備の英語学習になりますよ^^

まとめ
ニュージーランドの高校生活は、
・出席も時間割もオンライン
・授業はPCが相棒
・Googleシステム必須
・プレゼンテーション多め
・iPadのみは少しリスクあり
・PCの言語設定は英語で
留学準備=英語+デジタル慣れ。

英語の勉強だけでなく、“英語でパソコンを使う練習”も今日から始めてみてください。
それだけで、スタートがぐっとスムーズになります。

生徒さんたちが楽しく、有意義な留学生活を送れるよう、引き続き現地でサポートしてまいります。
中学生高校生のためのリスタート留学とスキルアップ留学をご検討中の方は、ぜひお気軽にWSOセンターまでご相談ください。



北村香沙音(きたむらかざね)。大阪府出身。ニュージーランド・オークランド在住。大学生時代にカナダへ語学留学、アメリカへ交換留学を経験。スペインにて巡礼経験もあり海外旅行が趣味。ニュージーランドではサーフィンに挑戦中。


~この記事の著者~

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