2021年08月21日

「卒業生とのお別れ会」 #高校留学 #中学留学 #不登校留学


皆さん、こんにちは!カナダスタッフの文音(あやね)です。
バンクーバーにて、中学生・高校生のための不登校からのリスタート留学とスキルアップ留学のサポートをしています。

BC州(ブリティッシュコロンビア州)では、普段通りの生活に戻していこうという「Restart Plan」(リスタートプラン)が、州政府から提示されていますが、7月1日よりこのリスタートプランがSTEP3へと移行されました。
これに伴い、屋内および屋外での個人的集まりに制限はなくなり、また屋内でのマスク着用義務や、旅行・移動の制限、飲食店におけるテーブル数の制限も解除されました。
少しずつではありますが、コロナ以前の生活に戻りつつあります。

この制限解除を受け、スタッフのティング宅にて、この8月に卒業の生徒たちと「お別れ会」を開くことになりました。

あれ?8月に卒業!?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
本来であればBC州の公立高校は、授業が6月末で終了しそこで卒業となるのですが、6月の時点で残り1教科の単位取得のみで卒業できるという生徒は、夏の間に教育委員会主催のサマースクールという授業を受講することで、翌年度に学校に通う必要はなく、単位を取得し卒業することができます。

カナダの公立校には、1年間を2学期に分けて学期ごとに単位を取得するセメスター制と、1年かけて年間の単位を取得するリニア制がありますが、セメスター制では半年、リニア制では1年かけて勉強する内容をこのサマースクールで勉強することになります。
具体的には、1日3時間半の授業を5週間と、授業内に出される3時間分程度の課題を毎日こなし、集中的に勉強することで単位取得をしていくことになります。

今回お別れ会に参加してくれた生徒たちは、コロナの影響で予定が変更になり、年度内に必修科目をすべて履修することができなかったのですが、サマースクールで無事に単位を取得し、晴れて卒業資格を得ることができました!素晴らしいですね!!

また、私立高校の場合には、1年を3学期に分けて単位を習得するトライメスター制が実施されているところもあり、8月半ばに学年が終わる学校もあります。
そういったことも含めて、公立校でも私立校でも8月に卒業という場合もあるんですよ。

生徒たちは課題の提出などもある忙しい中、時間を作って「お別れ会」に参加してくれました。
コロナ禍以来、初めて生徒たちとスタッフが一緒に集まり、ランチも兼ねてのBBQです。

テーマは「日本の朝ごはん(旅館スタイル)+野菜」です。

鯖やサーモン、日本米やお味噌汁、納豆に明太子、そして「ごはんですよ」まで至れり尽くせりです。

生徒達も久しぶりの日本食に食が進んでいる様子です。

ご飯の後には、スタッフも一緒にみんなで卒業記念撮影!

さらに、ティング家に新しく加わった生後11週間のバーナドゥードルの聞太くんと、先輩犬のカードゥードルの銀太くんとの撮影会がありました!

犬好きにはたまりませんね!

お別れ会の後、生徒たちはそれぞれの進路へと進んでいきます。

出会った日から今日までの生徒たちのカナダでの高校生活が、走馬灯のように次々と思い出されます。
成長ぶりには驚くばかりですが、ただひたすらそれぞれの進む道に幸あれ!と思う日々です。



【スタッフ紹介】
石川文音。兵庫県神戸市出身。2005年にカナダへ移住。モントリオールに7年、バンクーバーに8年在住。コロンビア出身の夫、2007年と2009年生まれの2人の娘、愛犬モモと暮らす。趣味は、ミュージカル・ダンス鑑賞、ハイキングに読書。


~この記事の著者~

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