2020年04月21日

ロックダウン中のオークランドの様子


皆さん、こんにちは。
ニュージーランドのオークランドにて、不登校からのリスタート留学とスキルアップ留学をサポートしているエリアマネージャーの舞美です。

今回は、新型コロナウイルス感染の影響によってロックダウンが続いている、オークランドの様子を少しご紹介します。

ロックダウン中は、「Essential workers」と国が認めた職業以外のお仕事に出ることが禁止されています。
Essential workersとは、生活に不可欠なサービスに関わっている職業です。
例えば、ドクター・ナース・スーパーの従業員・薬局勤務・老人ホームの職員・牧場で働く人などです。

Essential workerとして働いているお友達より、高速道路と一般道の写真が送られてきたのでご紹介します。

普段では考えられない一般道の様子です。

高速道路の電光掲示板には、「Be Kind , Stay Calm」(人に優しく、落ち着いて)や「Essential Travel」(必要な移動のみ)と表示されています。

高速道路には警察車両が多くあり、不必要な移動をしている人がいないか取り締まりが行われているそうです。

「Be Kind , Stay Calm」はジャシンダ・アーダーン首相の言葉です。
ロックダウンが始まるにあたり「New Zealand, be calm, be kind, stay at home」と会見で述べていました。
「ニュージーランド人が命を守るためには、人に優しく、落ち着いて家にいることです。」と何度も述べ、ニュース・ラジオ・コマーシャルでも頻繁に聞く言葉になりました。

生徒さんは、今まで経験したことのないロックダウンの状態が続き、不安になってしまうかもしれません。
しかし、今はニュージーランドに住んでいる全ての人が協力し合い、感染を広めないよう自宅で待機する必要があります。

とは言え、ステイ先での生活は運動不足になってしまう可能性が高いです。
ニュージーランドのテレビでは、運動不足にならないよう「Les Mills」のプログラムを放映していて、TVオンデマンドでネットから見ることができます。
英語版「爆丸バトルプラネット」なども放映されています。
英語の勉強のためにも、この機会にニュージーランドのテレビを見るのもいいですね!

最後に、ニュージーランドのスーパーの様子を紹介します。

スーパーには入店できる人数が限られています。

人と人とがコンタクトを取ることを避けなければいけませんので、行列には黄色い線が引かれています。
車から撮影したので見にくいかもしれませんが、入店までの時間は一定の距離を保って待たなければいけません。
これも感染者を拡大させないための対策です。

生徒さんは、ホストファミリーが3食作ってくれますので安心ですね。
もし、スーパーに買い物に行く必要があるときは、ホストファミリーに確認してから行くようにしてくださいね。

ロックダウン中はWSOスタッフも生徒さんに会いに行くことができませんので、電話やラインを使ってサポートをしています。
生徒さんに会えないのは非常に寂しいですが、電話やメッセージでロックダウン中の悩みや心配事について連絡を取り合い、落ち着いた生活ができるように励ましています。

早く平和な日々が戻り、1日でも早く生徒さんに会える日を強く願っています。



【スタッフ紹介】
モア舞美。茨城県出身。ニュージーランド国オークランド市に在住。趣味は、ベイキング・スノーボード。


~この記事の著者~

WSO センター