2020年07月11日

2020年度の卒業式


こんにちは!カナダスタッフのティングです(*´▽`*)
バンクーバーにて、中学生・高校生のための不登校からのリスタート留学とスキルアップ留学のサポートをしています^^

9月から新学年が始まるカナダでは、6月末をもって今年度も終了を迎えました。
まさか、途中で未曽有のパンデミックに見舞われるとは、想像もしていませんでしたが・・・。

サポートしている生徒さんたちも、突然の休校からオンライン授業への移行と、春からは先行きの見えない不透明な状況の中で頑張って、なんとかみんな揃って今学年を終えることができ、ホッとしているところです♪

さて、今年は5名の高校卒業生がカナダの高校を巣立って行きました。

コロナの影響で予定していた卒業式やプロムパーティーの開催は叶わず、高校入学からそばで見守ってきた現地スタッフとしては、つい「残念!」と思ってしまう気持ちは拭えませんが、他の年に例をみないスタイルの卒業イベントは、きっと良い思い出になることでしょう。

というわけで、今日は自粛で迎える卒業式にどんな工夫がされたのか?という事を紹介しますね!

まずは、本来なら卒業式のステージで撮影する校長先生とのツーショット・・・。

近所の卒業生の学校では、なんと!校長先生の等身大パネルとの撮影でした。

使用済みパネル、どうするんでしょうね?(笑)

そして卒業式は、事前にお祝いのメッセージや答辞、卒業証書授与のシーンを撮影した動画を、YouTubeで配信することになりました。

卒業式でお馴染みの「Hat toss」のシーン、生徒さんの学校はこんな感じです。

卒業に関連して「卒業アルバム」についても紹介しますね。

アルバムの事は「Year Book」と呼ばれていて、全学年の生徒の写真が掲載されるため卒業生だけではなく、生徒であれば誰でも卒業時期に購入することが出来ます。

学校には選択授業の1つとして「Year Book」というクラスがあり、そのクラスの生徒でデザインや編集を行ってアルバム作成を手がけていきます。
その為、各学校や各年度によってYear Bookのデザインが変わるので、「今年はどんなデザインかな?」というのも楽しみの一つになっているんです。

バラエティに富んだ装丁ですね。この仕上がりで買取価格は約50ドルほどです。

アルバムの中には先生のペット紹介コーナーがあったり。

先生の個人写真では被り物をしてふざけている先生も・・・。

変装して撮影したり、仲良しの先生同士で同じアイテムを身に着けていたりと、かなり自由で教員ページを見るのもYear Bookの楽しみの一つです(笑)

今年度の卒業生のうち3名は、カナダ国内の難関大学・短大への合格が決まっており、引き続き留学を続けていくことになっています。
そして2名が、帰国生入試にチャレンジする予定です。

スキルアップ留学としてカナダに来た生徒・・・。
受験からのプレッシャー、日本特有の同調圧力やストレスからの体調不良などで、不登校を経てからのリスタート留学生・・・。
皆それぞれの想いや辛い体験を抱えて、それでも前に進みたくて留学に挑み、努力が実を結んで卒業を迎えられたことを本当に誇らしく思います。
卒業生をこうして送り出せる事は、サポートスタッフとしてこの上ない喜びです。

2020年度卒業のWSO生の皆さん、ご卒業、本当におめでとうございます(^^)
皆さんのこの先の人生がカナダで得た経験と自信をもとに、幸せと笑いに満ちた素敵なものになりますよう、心からお祈りしています。

Congratulations to Class of 2020 !!!

それではSee you next time !



【スタッフ紹介】
ティング綾子。鹿児島県鹿屋市出身。オーストラリアでの語学留学経験あり。2001年にカナダに移住。カナダ人の夫、2005年生まれの息子、2007年生まれの娘、愛犬の銀太とベタフィッシュのサシミの4人と2匹家族。趣味は旅行、料理、そして愛犬を愛でること。


~この記事の著者~

WSO センター