2025年09月12日

チャレンジ留学


こんにちは!WSOセンターの滝です。
中学生高校生のためのリスタート留学とスキルアップ留学の手続きを担当しています。
ちなみにリスタート留学とは、成績不振・長期欠席・意欲低下でお悩みの方や、朝起きられない状態・保健室登校の状態の方が中学高校留学と現地サポートを通じて、個々の悩みや問題点を改善・克服する留学です。

今回は、私が引率した「ニュージーランド・チャレンジ留学」の4日目に行った現地校見学の様子をお伝えします。

この日は、クライストチャーチにあるシャーリー・ボーイズハイスクール(Shirley Boys’ High School) と エイボンサイド・ガールズハイスクール(Avonside Girls’ High School) を訪問しました。
どちらも2019年に新校舎へ移転し、最新の教育施設を備えた学校です。
男女別学ですが、1つの校舎を分け合うというニュージーランドでも珍しいスタイルをとっています。


シャーリー・ボーイズハイスクール
• 公立男子校
• 学年:Year 9 ~ Year 13(中学2年生~高校3年生)
• 全校生徒数:約1,200名
• 留学生:52名+新入留学生(日本人30名を含む)
• 留学生の国籍:日本、ドイツ、韓国、ネパール、パプアニューギニア、タイなど

シャーリー・ボーイズハイスールはクライストチャーチ北東部にあり、市中心部からは車で20分ほど。
地震の影響で旧校舎が使えなくなった後、2019年に現在の最新キャンパスへ移転しました。
アカデミックやスポーツに力を入れるだけでなく、生徒一人ひとりが目標を掲げ、自立心を育むことに重点を置いている学校です。

エイボンサイド・ガールズハイスクール
• 公立女子校
• 学年:Year 9 ~ Year 13
• 全校生徒数:約1,100名
• 留学生:58名(日本人35名、うち短期留学16名含む)
• 留学生の国籍:日本、タイ、ベトナム、中国、韓国、ドイツ、フランスなど

エイボンサイド・ガールズハイスクールも地震の被災を経て、2019年に新キャンパスへ移転しました。
正面玄関から右がエイボンサイド、左がシャーリーと分かれており、教室や体育館はそれぞれ専用、図書館やカフェテリアなどは共有というユニークな環境です。
留学生オフィスは隣同士にあり、自然に交流が生まれる場にもなっています。


今回の見学では、シャーリーボーイズは留学生部門のリアン先生、エイボンサイドはシルベスター先生とマネージャーのリサさんにご案内していただきました。
リアン先生は日本語が非常に堪能で、シルベスター先生も日本への留学経験があり日本語を話されます。
お二人とも日本人留学生にとって非常に心強い存在です。


校舎は両校とも近代的な設計で、教室の壁はガラス張りとなっており、オープンスペースを活用した造りが特徴です。
体育館を除くすべての施設がメインキャンパス内に集約されているため、雨の日でも移動がスムーズです。

また、両校は学習面だけでなく、課外活動や地域貢献にも力を入れています。
ターム休暇中には、留学生向けにテカポ湖やウェリントン、西海岸、ダニーデンなどを巡る旅行プログラムが実施されます。
さらに、植林や川・海の清掃、老人ホーム向けのお菓子作りといったボランティア活動も行われており、こうした体験は留学生活の大きな魅力のひとつです。

シャーリー・ボーイズハイスクールでは学習面に加えてスポーツ活動が盛んであり、エイボンサイド・ガールズハイスクールではK-popダンスクラブなど、留学生にも人気の文化系クラブ活動が充実している点も特徴的です。
両校とも、学びの場やプログラム等が幅広く用意されているのが印象的でした。

見学中、生徒さんたちは終始興味津々で先生方の話に耳を傾け、積極的に質問をしていました。


最後には、実際にWSOから留学している先輩とも談笑し、現地での生活や学校の雰囲気について直接聞く貴重な機会となりました。
新しい環境を自分の目で見て肌で感じたこの経験は、きっと今後の挑戦への大きな自信につながったと思います。

チャレンジ留学は、引率者が常にサポートし、アクティビティのプログラムも充実しています。


そのため、海外渡航が初めての生徒さんや「いきなり長期留学は不安・・・」という方でも安心して参加できるプログラムです。


今回参加された生徒さんは、最初は緊張や戸惑いで積極的な会話ができない場面もありましたが、プログラムを通じて、「できない」から「伝えてみよう」へと挑戦する気持ちが芽生え、「もっと続けたい」「もっと学びたい」という主体的な気持ちを持つよう成長されていました。
このブログを通して、「何かにチャレンジしてみたい!」という気持ちを持っている方に、少しでもこのプログラムの魅力が伝われば嬉しく思います。

チャレンジ留学の様子は、WSOセンター Instagramのハイライトでもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

中学生高校生のためのリスタート留学とスキルアップ留学に興味のある方は、WSOセンターまでお問い合わせください。



滝博人(たきひろと)。東京都出身。東京オフィス勤務。高校生の頃より約6年、イギリス・ノーサンプトンとレディングに留学していた経験がある。留学中に様々な国籍の友達を作った経験から、異文化交流が好き。趣味は球技全般で、休みの日は高校から始めたバレーボールをプレーしている。


~この記事の著者~

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