2025年05月15日
カナダのメディカルサービスプラン
こんにちは!
カナダ・バンクーバー現地スタッフの宮坂です。
私はここバンクーバーで、不登校からのリスタート留学、スキルアップ留学をする生徒さんたちのサポートをしています。
今回は、現地サポートの私が、生徒さんたちと面談する様子や生活サポートの様子をお伝えします。
ニューウエストミンスター・ハイスクールでは、授業は午後3時5分に終了します。
今回は放課後に生徒さんと面談を行うため、学校のカフェテリアで待ち合わせをしました。

学校に到着したら、まずオフィスに立ち寄り、セキュリティのために名前、電話番号、入校時間を記入します。

オフィスでビジターステッカーをもらったら、校内で生徒さんとの面談がスタートできます!
カナダではちょうどミッドターム(中間レポート)の時期が終わったところです。
ミッドタームは、生徒さんの学習状況を早い段階で把握できるだけでなく、保護者との連携を取りやすくしたり、学習意欲の維持・向上にもつながる大切な機会です。
私たちのサポートでも、このレポートを参考にしながら、進路指導や学習の遅れを確認し、生徒さん一人ひとりと話し合いを重ねていきます。
今回の面談では、勉強面の進み具合と主に生徒さんの健康状態について話をしました。
カナダの高校では、新学期が始まってしばらくすると、フレイザーヘルス(ブリティッシュコロンビア州:以下BC州の保健所)が学校を訪れ、予防接種を実施してくれます。
今回、BC州の公立高校に通う10年生の生徒さんも、カナダの基準に沿った予防接種を学校で受けました。
接種後、生徒さんたちの中には「日本の家族にどのワクチンを受けたかうまく伝えられない・・・」という相談があります。
そこで、学校での面談後に生徒さんと一緒に保健所を訪れ、予防接種の履歴を取得しました。

BC州のMSPメディカルカードを提示すると、すぐに予防接種の履歴を発行してもらえました。
MSP(メディカルサービスプラン)とは?
MSPとはBC州の公的健康保険のことで、学生ビザなどで6か月以上滞在する場合、MSP加入が義務付けられます。
加入に必要な申請は、学校がサポートしてくれます。
MSPでカバーされるサービスは、医師の診察、治療、手術、検査などです。
カバーされないサービスは歯科治療、薬の費用です。
今回のような19歳以下の生徒さんの予防接種は、医療費の自己負担なく無料で対応してもらえます。
こうした基本的な医療サービスを受けられるのは安心ですね。
WSOセンターでは、生徒さん一人ひとりの状況や目標に合わせたサポートを提供していますので、日本のご家族にも安心して見守っていただけます。
現地スタッフは留学生活での問題解決策を一緒に考え、支えていきます。
安心できるサポートがある不登校からのリスタート留学・スキルアップ留学をご希望の方は、WSOセンターへお気軽にご相談ください。

宮坂真由美。東京都出身。2000年バンクーバーにホームステイをしながらカレッジで語学留学の経験あり。カナダ在住23年(2025年時点)。趣味はスポーツ観戦(テニス、水泳、バスケットボール、ホッケー)