2019年02月27日

ダニーデンの紹介


こんにちは、ニュージーランド・ダニーデン現地スタッフの辻です。

ダニーデンという地名を聞いたことがない方も多いと思うのですが、大きすぎず、小さすぎず、少し車を走らせればペンギン、ロイヤルアルバトロス、オットセイなどの野生動物にも会えるという、都市と自然、両方の魅力を味わえる街です。

今回は、ダニーデンの街をご紹介します!

ダニーデンはニュージーランド南島、オタゴ地方にあります。
ニュージーランドで一番大きな街オークランドから飛行機で約2時間、南島で一番大きな街クライストチャーチから車で約5時間ほどの距離です。

ダニーデンは、多くのスコットランド人が移り住んだ街として有名です。
なので、街中にはスコットランド調の建物がたくさん残されています。

この写真はダニーデン駅舎です。

こちらはオクタゴンです。

また、ニュージーランドで最も歴史があるオタゴ大学を有する街としても知られていて、なんと人口の約20%が学生です。

オタゴ大学はゴシック調の趣(おもむき)ある建物がとても印象的な国立総合大学で、留学生も積極的に受け入れています。
オタゴ大学入学に必要な語学力を鍛えるための、大学付属語学学校も併設されています。
ビジネス、サイエンス、ITなどの一般分野の他、ニュージーランド南島で唯一医学系学科を持つ大学として医学、薬学、歯学などの分野で国内外から高い評価を得ています。

オタゴ大学の写真です。桜がきれいです。

ダニーデンの人口は約12万人。南島では、クライストチャーチに続いて2番目の大きさです。
面積は、ニュージーランドではオークランドに続いて2番目に広く、3,300平方キロメートル、世界の中でも5番目に面積が大きな市です。

2013年に行われた国勢調査の結果によると、そのうちヨーロピアンが88.3%、アジア系が6.2%。ニュージーランドの平均がヨーロピアン74%、アジア系が11.8%なので、ヨーロピアン比率が高く、アジア系比率が少ないと言えます。


ダニーデンの人たちはとてもフレンドリーで、バス待ちをしていたり、スーパーのレジで並んでいる時に、知らない人から話しかけられることもしばしば。
こんなところも、都会過ぎないダニーデンの魅力です。

この写真はファーマーズマーケットです。

夏場の平均温度は15度ほど、冬の平均温度は8度ほどです。
「一日のうちに四季がある」といわれるほど天候の変化が激しいので、一年のうちほとんどジャケットを持ち歩いています。
雪はほとんど降りませんが、ときどき春でも雹(ひょう)が降ることがあります。

こちらはセントクレアビーチです。

ダニーデンの南側に広がるオタゴ半島は、野生のペンギン、オットセイが見られる観光スポットです。
世界最小のブルーペンギンや、イエローアイドペンギン、羽を広げると3mにもなるロイヤルアルバトロスなどが見られるツアーがたくさん開催されています。


とはいえ、ツアーに参加せずとも、ビーチを散歩していれば、野生動物に出くわすことも。


ニュージーランドのスポーツといえば、ラグビー!ダニーデンにはスーパーラグビーのローカルチーム「ハイランダーズ(Highlanders)」があり、試合がある日は、街が活気付きます。

Forsyth Barr Stadiumでは、オールブラックスの試合や、有名人のコンサートが開かれることも。2018年は、Ed SheeranやP!NKも来てくれました。

ヨーロピアンが多く、都市と自然の両方が楽しめる街、ダニーデンのご紹介でした。

ダニーデンは不登校からのリスタート留学をお考えの方にはぜひおすすめの街です。
いつかこの街でみなさんにお会いできるのを楽しみにしています!



【スタッフ紹介】
辻麻衣子。神奈川県出身。2015年7月よりニュージーランド国ダニーデン地域に在住。日本で10年間会社勤めを経験した後、オーストラリアへ語学留学、その後ニュージーランドへ移住。趣味は旅行で、今まで旅した国は20ヶ国以上、ニュージーランド内もほぼ旅行済み。その中でも、ダニーデンはとても住みやすくお気に入りの街だとのこと。


~この記事の著者~

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