2020年09月21日

セントマーガレットカレッジ


皆さんこんにちは!ニュージーランド・クライストチャーチ現地スタッフのロブです。
日々、中学生・高校生のための不登校からのリスタート留学やスキルアップ留学のサポートを現地で行っています(*^^)v

今回は、セントマーガレットカレッジ(St Margaret's College)をご紹介しますね。
セントマーガレットカレッジは、クライストチャーチ市内中心部から車で5分程のところにあり、幼稚部から高校までが敷地内にあるキリスト系の私立の女子校です。

全校生徒数は1500人、9年生から13年生の中高生は830人が在校しています。
留学生は訪問時で25人、日本、中国、韓国、台湾、ドイツ、タイなどの出身です。

制服はこんな感じで、緑を基調としています。

セントマーガレットカレッジは、南島の女子校の中でIB(国際バカロレア)の取得が可能な唯一の学校です。
生徒達の進路によって、IBもしくはNCEA(ニュージーランドの統一試験)の取得を目指し、科目の選択を行います。
1クラスの生徒数は20名までとしており、各教科の先生が生徒の状況を把握し、サポート出来る体制を維持しています。

NCEAの取得率はレベル1が97%、レベル2が99%、レベル3が99%、そしてUE(University Entranceという大学入学資格)の取得率は98%とかなり高く、生徒の学習意欲は元より、アカデミックに力を入れている結果である事がよく分かります。

留学生は、入学時にケンブリッジのUpper Intermediateレベルである事が求められ、入学前にリーディングテスト、ライティングテスト、スカイプによる留学生担当の先生とのスピーキングテストと面接が課されます。

スポーツでは、こちらのコートで練習が行われているホッケーや、バレーボール、バスケットボール、バトミントン、ローイング(ボートを漕いで競う競技)で良い成績を収めています。

敷地内には教室がブロック毎に分かれていて、授業によって生徒達は移動をします。敷地内には教会もありますが、通常生徒達は講堂にて集会を行なっています。

2011年2月にクライストチャーチで地震があった際には、セントマーガレットカレッジも校舎が被害を受けました。
多くの学校が、建物の修復か再建かどうするかを決めるまでかなりの時間がかかりましたが、セントマーガレットカレッジは6月には再建計画が進み、3年以内には新校舎が建てられました。

こちらは敷地内にある寮です。

クライストチャーチ市内の生徒は自宅から通学していますが、遠方の生徒や留学生はこちらの寮に滞在をします。
スクールホリデー中は寮がお休みになりますので、現地の生徒は実家に戻り、留学生はホームステイもしくは友達の家で過ごします。
13年生は個室、その他の学年は相部屋となります。

寮生達は寮内にある食堂で3食をとるため、お昼休みも寮に戻って温かい食事をとる事が可能です。
食堂はカフェのような感じで、ショーケースから取ってすぐに食べる事が出来るサンドイッチやマフィン、果物、スナック、そして目の前で料理してくれるその日のメニューから選ぶ事が出来ます。

そしてなんと、お店にあるのと同じアイスの冷蔵庫があって、中には色々な種類のアイスが入っているんですよ(≧∀≦)
ただ、生徒達が食事をとる際に保持しているカードには、何を食べたのか記録しているので、親御さんはいつでも食事内容を確認出来るのだそうです。
私だったら食事のバランスが悪かったり、甘いものばかり食べていたりで怒られちゃうかもしれないです?(^◇^;)

留学生担当のクリス先生です。20年以上セントマーガレットカレッジに在職しているベテランの先生です。セントマーガレットカレッジに誇りを持ち、生徒達の成長を考えてくださっています。

セントマーガレットカレッジのご紹介は以上になります!

英語力に自信のある中学生・高校生の方、または不登校からのリスタート留学からスキルアップ留学へステップアップしたい中学生・高校生の方は、学校選択をする際の参考にしてみてくださいね。



【スタッフ紹介】
ロブ敬子。ニュージーランド国クライストチャーチ地域に在住。ニュージーランド在住歴13年(2019年時点)。色々な国を旅行したり語学留学した中で最終的にニュージーランドに永住。本人曰く「人生何が起こるか分からない!」。毎朝のヨガが日課で、趣味はゴルフ。ニュージーランドのゴルフ場はリーズナブルでリラックスして回れる環境なので、初心者レベルでも快適に回る事が出来、最近は8歳の息子(2019年時点)と一緒に回り始めて楽しんでいるとのこと。ニュージーランドで子育てをする中で、個性を大切にし固定観念に拘らない教育に時として驚くこともあるが、子供らしく成長出来る環境なのだろうと実感中。


~この記事の著者~

WSO センター