2020年06月15日

ボックスヒルスクール


こんにちは。ブリストル在住のイギリス現地スタッフの万波(まんなみ)です。
不登校からのリスタート留学やスキルアップ留学の生徒さんをサポートしています。

今回は、ロンドン近郊にあるボックスヒルスクールを紹介したいと思います。
ボックスヒルスクールは、ロンドン・ヒースロー空港から南に45キロほど離れた、緑豊かなサリー州にあります。
1959年に設立され、11歳から18歳までの約500人の生徒が在籍する、共学の私立校として有名な学校です。

本校舎は1883年ヴィクトリア時代に、有名な建築家によって建てられました。綺麗なタイルやステンドグラスが壁には施されており、色彩の豊かな外観の校舎です。

Sixth Form(日本の高校2年生にあたる学年)になるまでは、緑のブレザーの制服です。校長先生もとてもフレンドリーな方です。

Sixth Formになると、ビジネススーツが制服として指定されます。颯爽とスーツ姿で構内を歩く姿は、下級生の憧れの存在ですね。

夏にはイギリスの有名スポーツ、クリケットを体験してみるのもいいですね。

クリケットは、野球のようにバットで球を打つスポーツですが、ルールは野球とは全く違います。
イギリス人には子供の頃から馴れ親しんだスポーツのひとつです。
クリケット以外にも、ラグビー、テニス、サッカー、ホッケーなどのスポーツも盛んに行われています。

ボックスヒルスクールには6つの寮が敷地内に点在し、160人ほどの生徒が寮生活を送っています。

仲良しのルームメイト達と楽しく一緒に生活します。

規則正しい生活をしながら学校内の充実した施設を使うことができ、寮主催のイベントも盛りだくさん開催されます。インターナショナルな環境での寮生活は、生活を通じて友達と交流ができ、英語は驚くほど上達します。

ボックスヒルスクールは、Round Squareという教育思想グループの1校です。
Round Squareは1933年にナチス支配下のドイツからスコットランドに逃れたKurt Hahn氏によって設立されました。
Hahn氏は、子供たちの自立した思考、勇気、主体性、想像力、優しさ、決断力を育てようという思いを持っており、その思いは、今でも世界中にある149校に受け継がれています。
この思いを受け継いだモデルは、ボックスヒルスクールでも学校のカリキュラムに含まれており、南アフリカでのボランティア活動や交換留学プログラムなどといった、多彩な経験を得ることができます。

WSOからは、1年間のIGCSEコースと2年間のA-Levelコースの計3年間の留学がお勧めです。
ボックスヒルスクールには、インターナショナル・スタディーセンターがあり、留学生も自分のペースに合わせながらスキルアップしていくことができます。
特にIGCSEコースは少人数クラスで、英語と数学を中心に興味のある教科を選び、次の段階のA-Levelに向けてしっかりと勉強することができます。

不登校からのリスタート留学、スキルアップ留学をお考えの皆さん、ボックスヒルスクールを検討されてはいかがでしょうか?

ヒースロー空港でお会いできるのを楽しみにしています。



【スタッフ紹介】
万波千江。兵庫県出身。1995年に語学留学で渡英。現在は、イギリス人の夫、長男、次男、アルゴ(ウィペット犬)と共にブリストル郊外に在住。BBC Radio 4をこよなく愛する。英語力の上達とイギリス文化を知るにはBBC Radio 4を聴くのが一番のおすすめだとのこと。アウトドア大好き家族なので、一年を通してハイキング、サイクリング、サーフィンに出かけることが多い。


~この記事の著者~

WSO センター