2022年03月08日

「ニュージーランド留学の再開について」 #高校留学 #中学留学 #不登校留学


こんにちは!WSOセンター海外マネージャーの濱田です。

長らくお待たせしましたが、とうとうニュージーランドの国境が開くことになりました!
一部の条件を満たせば、中高生の皆さんでも2022年7月(3学期)からニュージーランドへ留学することが可能となります。

ニュージーランドでは約2年もの間、留学生に対して国境を閉ざしていました。
留学を希望していた方々にとっては、気の長くなるような2年間だったと思います。
その間に年齢を重ねて、高校留学へ踏み出すには時間が経ち過ぎてしまったと考える方もいるかもしれません。
しかし、コロナの影響で渡航が遅くなってしまった生徒に関しては、学校側も受け入れを前向きに検討してくれていますので、諦める前に一度、不登校からのリスタート留学・スキルアップ留学のWSOセンターに相談してくださいね。
皆さんの人生の選択肢を増やせるよう、私達も精一杯お手伝いしたいと思っています。


<2022年7月(3学期)からの渡航について>

ニュージーランドでは4学期制をとっており、7月中旬に3学期、10月上旬に4学期が開始します。
約2年前に入国制限が開始された後は、ニュージーランド国外での学生ビザ申請は新規の受付を停止していましたが、2022年10月(4学期開始ごろ)から再開すると発表されています。
よって、7月の3学期に合わせた渡航を希望する場合は、日本で学生ビザを取得してからの渡航はできないということになります。

では、留学生は7月に渡航できないのではないか?と思うかもしれませんが、重要なポイントは「観光目的であれば7月からニュージーランドへ入国することが可能」になったという点です。
移民局のルールでは、観光目的で入国した場合でも、最大3ヶ月まで学校へ通うことが許可されています。
そして、ニュージーランド国内からであれば学生ビザの申請も可能です。

まずは観光目的で入国して、お試しで3ヶ月間学校に通い、留学を続けたい場合は「ニュージーランド国内で学生ビザ申請を行い、留学期間を延長することが可能」ということになります。
この方法はコロナ前からも一般的に許可されていたもので、先日のEducation New Zealandのウェビナーでも、移民局のスタッフから問題ないと案内されていました。

<2022年7月から渡航する場合の流れ>

では、仮に7月から渡航する場合、どのような流れになるのでしょうか?
現時点では、以下の形が想定されています。

①事前に2022年3学期(7月25日~9月30日)の1学期間のみ申し込みを行う。(1学期は3ヶ月間以下のため、観光目的でも就学可能。)
②観光目的でニュージーランドへ渡航する。
③実際に留学を試した後に長期留学の意志を固める。
④現地で学生ビザ申請を行い、2022年4学期以降の学生ビザを取得する。

ちなみに先日の発表で、入国後のSelf-isolation(自主隔離)が撤廃されましたので、入国後はホームステイへすぐに移動して、自主隔離期間なしで学校に通い始めることが可能です。
ただし、出発前とニュージーランド入国後のコロナ検査は今後も必要ですので、最新の情報を確認するようにしてください。


<まとめ>

今回はビザや移民局のルールに関する内容もあって、少し複雑だったと思います。
簡単にまとめると、2022年7月から留学できる条件としては、以下のことを満たしていれば基本的に大丈夫です。
●日本パスポートを所持している。
●過去にニュージーランドの高校に在籍したことがない。
●コロナワクチン2回接種済み。
最後のコロナワクチン接種済みであることも重要です。
7月からの入国は2回のワクチン接種済みであることを前提にしており、未接種の中高生の入国が可能になるのかは不明だと言われています。
健康上の理由などでワクチン接種ができない方もいると思いますので、この点に関しては、いずれまた政府から発表が行われることを期待しています。

不登校からのリスタート留学・スキルアップ留学でニュージーランドを検討されている方は、ぜひWSOセンターまでご相談ください。



【スタッフ紹介】
濱田健志朗。長崎県出身。ニュージーランド国オークランド市に在住。12歳で家族と共にニュージーランドへ移住。WSOセンターの現地スタッフとして18年の経験があり(2019年時点)、現在は現地オペレーションの責任者として生徒達の留学に関わっている。趣味はロッククライミングで愛猫家。10代の頃はヨーロッパを一人旅したり、日本の北海道から鹿児島までを徒歩で縦断した。


~この記事の著者~

WSO センター